2008年10月05日

★風


緩やかな坂道は
いつも上り坂
香ってきた終焉
小さく手を振った

電源が切れてから
電池を探してる
空が消えてから
世界を思い出す
君を見届けて
命を投げ出した
涙はすぐ乾き
絶え間なく逆流する

緩やかに転げ落ち
もう一度登りだす
孤独でも構わない
白い雲と、風

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posted by rakuha at 20:52| Comment(0) | TrackBack(0) | ★鬼の爪弾き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月02日

★待ち時間

バス停を蹴飛ばしても
分刻みのレイトショー
誰も遅れやしない
花束を燃やしたら
煙が虹を描いた
馬鹿やろう
世界は狂おしいほど正しい

そんなんじゃ
飛んじまうよ
希望だらけで
発射しちまいそう
濁りきったら
真っ白になって
とっても綺麗だ

構えても捕れない
そんなピンボール
空しくて愛しくて
焦がれた顔だけの彼女
写真にしてしまえ
くたびれたワンピース
逆回転のドボルザークが
郊外型施設で鳴り止まない

練習した宗教音
出口は果実の木
ピアノを破壊したら
恵みの雨が降った
さあてなんででしょう
この世は円盤的
酔っ払いが授賞式
ようやくバスが来たよ

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posted by rakuha at 22:49| Comment(0) | TrackBack(0) | ★鬼の爪弾き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月30日

★聖歌


祈り見た空間の果ての果ての影
その形が僕に似ていたんだって
祈りあった瞬間の悠久の時に
傷付いた翼がただ揺らめいてた

全部持って走っても
零していくから
君からの言葉で
泣いたり笑ったり

十字切って想いを届けるためには
芳しき禁断の果実を食べなきゃ
十時切った永遠の天の続きには
変わらない聖戦を維持させてなくちゃ

演技つないでいく
台本を破ったら
種子からほとばしった
雷の賛美歌

祈り見た空白の虚空の裁きは
抗った老人に金貨を貸し付ける
十時切った敬虔な悪魔の瞳に
この世で最も尊い涙が光ってる

涙が光ってる

猫
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2008年09月28日

★芝生


曇り空 暗い夢
追いかけて バス路線
観覧車 その戦車
振り返れば 芝生の街

波と風 凪と時化
僕と君 フェンス越し
赤いシャツ 白い肌
届かない 芝生の影

いつからだろう
いつまでだろう
なにゆえなのか
もういちどだけ

雨降り 空振り
走り去る スクールバス
傍観者 また戦車
どこまでも 芝生の国

猫
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2008年09月25日

★刹那


比べるべくもなく
愛は泣きじゃくる君を
放っておかない
けれど

逃げ出したいことを
押さえつける欲望
抱きしめてから
なげく

惑って迷って
何も決めないことに
いつもたどり着く
だから

今だけは心の
表層を真理にする
永遠を切り取った
この刹那の想い

猫
posted by rakuha at 23:35| Comment(0) | TrackBack(0) | ★鬼の爪弾き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月23日

★マスク


調べてください 私の心を
暗くて黒くて うねっているから
それをひのまま
受け止めて欲しい

綺麗になると
綺麗と言われ
綺麗だけに
なってしまうから

そのハーモニカで
いつでも呼んで
孤独な星に
名前を付けよう
君の前では
マスクがいらない
流れる涙を
直視していて

調べてください 私の秘密を
謎めいて蠢いて 自分も知らない
そんなところを
探って欲しい

優しくなると
優しさだけで
優しいことを
纏ってしまえる

このアーミーナイフで
料理を作ろう
琥珀の夢に
セリフを付けよう
君の言葉は
マスクを剥がすよ
流れる涙が
全てを癒す

猫
posted by rakuha at 16:50| Comment(0) | TrackBack(0) | ★鬼の爪弾き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月20日

★一番


一番近くに居て欲しいです
一番幸せで居て欲しいです
だけど 僕が 邪魔をして
あなたを惑わせてしまう

優しい関係は
時に残酷に
二人を追い込んで
結論を求めだす

抱き締めてしまえば
囁いてしまえば
刹那を越えて
覚悟できるだろうか

一番あなたを見ている
一番あなたを信じてて
だからこその一歩
踏み出す日は来ない

猫
posted by rakuha at 20:32| Comment(0) | TrackBack(0) | ★鬼の爪弾き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月19日

★No Name


旅に出るって 見栄を切って
知らない土地を 訪ねるって
言った記憶は あるのだけれど
生きてる意味を どこかで落とした

いろんな人と 出会ったけれど
同じだけの 別れがあって
最初は涙 流したけれど
今じゃばいばい 手を振るだけ

誰かが呼んでる 僕の名前かな
忘れちゃったから 笑顔でごまかす
誰かになれたら 旅はしないよ
自分の足元 信じてみたい

流れる川が 哀れに思えて
花のつぼみを ちぎって投げた
今日はここで眠るよ
目が覚めたら いつもの日常

猫
posted by rakuha at 21:03| Comment(0) | TrackBack(0) | ★鬼の爪弾き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月17日

★why


乾いた影に
雨を流し込みたい
阿部野橋からの
道をスキップする

Why Yes?
誰だって戸惑う
永遠の予想
少し待てない?

くたびれた車両
無理やり止めてみたら
天王寺の地下へ
転がってみよう

Why No?
小さな秘密は
あってもいいじゃない
迷いながら進めば

臨時ニュースは
帰ってから見よう
二人の道を
描き出してみて

Why Yes?
とこで待とう
まるで No
不自然にGo My Way

猫
posted by rakuha at 20:56| Comment(0) | TrackBack(0) | ★鬼の爪弾き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月13日

★至福


くしゃくしゃのシーツ
薄汚れたまくら
冷たくなった君
傷つけたかった時代

色のない午後
意志のない夜
冷たくなった君
傷つけあった時代

震えていたのだから
それを止めたかったよ
わがままだったから
術を試したよ

何もない場所
こだわりは費えた
冷たくなった心
切り捨てられればいいのに

猫
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2008年09月11日

★お節介


彼女が求めなくなったものを
全て書き止めておきなさい
あなたの代わりに誰かが
満たしているかもしれないから

彼女が言わなくなった言葉を
必死に探しておきなさい
あなたの中から何か
失われているかもしれないから

私の忠告は虚しいでしょう
まだ忘れられないから
あなたにお節介を焼く
そしてあなたはもう終わっているのに

あなたが探しているのは
終わるためのきっかけ
綺麗になんかいかないですよ
そのほうがいい きっといい

猫
posted by rakuha at 23:41| Comment(0) | TrackBack(0) | ★鬼の爪弾き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月10日

★小さな街


小さなケースの中に
街を作りました
その小さな街で
僕は暮らしました

小さなお店には
小さな人形がいて
僕の動かすままに
彼女は笑いました

小さな街の中では
時間も小さくなって
何も変わらない
小さな小さな世界

小さな痛みを感じて
孤独を知りました
どこかに逃げ出したい
小さな小さな僕

もっと小さなケースに
もっと小さな街を作って
その町の中で
小さな小さな小さな僕

ケースがパリンと割れて
全部ひっくり返った
現実に戻ってきた
やっぱり世界は小さい

猫
posted by rakuha at 11:05| Comment(1) | TrackBack(0) | ★鬼の爪弾き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月08日

★ルール


この星のルールを
忘れた僕らを
快楽の原理が
鎌を持って導く

気持ちいい
気持ちいいぃ
気持ちいい
気持ちいい いい いいぃ

この街のルールが
欲望を刺激して
全ての慈愛を
排気口に流させる

あれ欲しい
あれ欲しいぃ
あれ欲しい
あれ欲しい しい しいぃ

待っていればいいのかな
捻じ曲がった言葉すら
時に優しさを奏でる
希望を信じていい?いい?いいぃ?

宇宙のルールで
静かに眠るよ
何もかもあるがままに
そう そう そうだね

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posted by rakuha at 21:56| Comment(0) | TrackBack(0) | ★鬼の爪弾き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月07日

★運命


世界中のたった一人が
今この町にいるなんてこと
お互いに信じてないよね
だけど、今手をつないでいること
絶対に後悔なんてしない

言葉をつないでいくと
いろんな人と通じ合うんだ
君じゃなきゃいけない理由
そんなの探す必要ない
君にできることを精一杯探す

世界中でいろいろな二人が
手をつないでいるんだろうね
お互いを大切に想えれば
赤い糸は見つけなくていいよ
運命を紡いでいこう

猫
posted by rakuha at 14:37| Comment(0) | TrackBack(0) | ★鬼の爪弾き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月03日

★幸せを越えたもの


続くことは大事ですか
これ以上微笑んでいたら
その手を握る日は来ない
凍えるような言葉で
質問をしなくちゃと思うけれど

むちゃくちゃにできる距離で
こんな安心を得られるのは
幸せな関係
幸せ だけど
崩してでも一つ
得たい想いがあるんです
近づきすぎた時から
きっとかみ合わなくなる
それでも欲しいんです
幸せを越えたもの

続くことは大事ですが
多分無理になるでしょう
その手を握ったら
微笑まなくたって
伝わるかもしれないから

猫
posted by rakuha at 19:47| Comment(0) | TrackBack(0) | ★鬼の爪弾き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月02日

★終焉


もう一度 罪の最中に
愛を見つめたい 心から

もう一度 あの温かさ
静かに沈みたい 正直に

それなのになぜ あなたは笑い
それなのになぜ 私を殺すの

もう一度 せめてもう一度
その手で抱いて ああ アア

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posted by rakuha at 01:10| Comment(0) | TrackBack(0) | ★鬼の爪弾き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月31日

★遠くへ


地下鉄を食べたいな
ごくりと飲み込んで
夢を語りたいな
遠くへ行けるかな
少し切ないかな
涙を掘り起こして
風を吸い込んで
もっと笑いたいな
発車しました
次はどこかな
暗闇に映る顔
どこか情けないな
遠くへ行けるかな
遠くへ行けるかな

猫
posted by rakuha at 08:51| Comment(0) | TrackBack(0) | ★鬼の爪弾き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月27日

COOL MUSIC (FOR M.K)


祈りに似たギターを響かせて
クールなボイスを導いて
どこまでも疾走するつもりだったはず
どうして眠りを求めたんだ

あの日の夢心地を
グルーヴの展開を
フューチャーの鼓動
コズミックの青い泡
スロウな愛のざわめき
全て全て抱え込んで
跳躍していた僕らを
置き去りにしていくのか

鳴り出した音は
もう戻ることはない
記憶の中だけでも
世界を凌駕する

あの夜の飛行に酔って
あの反響を利用して
あの人々の大地を超えて
いつまでも信じるさ
この紛れもない音を
この紛れもない真実を

僕らは歌うよ
鳥になって
残された音楽は
鳴り止むことがない

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posted by rakuha at 21:10| Comment(0) | TrackBack(0) | ★鬼の爪弾き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月23日

★大鷲


大鷲を殺したのは私です
命というものを知らなかったのです
傷付いて傷付けられて
産み産まれることしか

大鷲は悲鳴を上げて
大地へと吸い込まれました
見付けて見付けられて
食い食われるいとなみ

あなたたちの眼差しは
私を責めているようです
あなたたちの心には
隙間だらけですね

大鷲はまたどこかで
狩り狩られているでしょう
あなたたちのように
心が揺れ揺らされることなく

猫
posted by rakuha at 19:07| Comment(0) | TrackBack(0) | ★鬼の爪弾き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月22日

★翼


逃げ惑う彼。

あなたは 見る 自由 翼


語りかければ?

褒めてみれば?



命懸けの彼。


ほうら御覧

いつかは落ちてしまう


それでも望むの?

不自由な 翼

猫
posted by rakuha at 14:44| Comment(0) | TrackBack(0) | ★鬼の爪弾き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする