2009年04月26日

★足りないもの


はっきりと言わなかったけれど
期待して待っていたのに
はっきりと何もなくて
独りで歌を歌う部屋

君の眼も君の笑顔も
今日全て嘘だと決めつけて
奏でる弦の足りない琴
言葉に一つ足りない事

影絵だけじゃ
伝えられない
わかっていても
信じたかった

はっきりとした今でも
涙は信念を裏切る
はっきりしたくはないんだ
歌を忘れたまま

足りないものを歌う

猫
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2009年04月05日

★遮断機


レールの終点は
そこじゃないよ
一本一本は
町をまたげない程に短い

今日の終電は
それじゃないよ
車庫に帰っても
まだ眠らないでいる

見上げてくる猫にさえ
罵声を浴びせたい時
心の奥底から
腐っているとわかるのに

駅の隅にうずくまり
乾いた声を吐き出した
終わりのない現実に
今日も遮断機は下りたまま

猫
posted by rakuha at 23:31| Comment(0) | TrackBack(0) | ★廉価ジュエルと影の光 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月18日

★輪廻も嘘


いつもふたりでいるけど いつも笑っているけど
恋なんてしてはいないけど 欲情はしてしまうから
友達以上で換算すれば 恋人未満をはじき出すけど
恋人以上で換算すれば 唯一無二とはじき出すんだ

別れの日は あっけなく過ぎて
君は遠くへ 戻って行った
悲しくないよ 愛してないから
悲しいんだよ 愛してなくても

輪廻が本当なら 寄り添う木々になりたい
輪廻が嘘ならば 君を忘れさせてくれ
いい加減にできない それほど大事な関係
抱きしめた先に 震えを殺した

いつか また笑う それが 望みだよ
いつか また笑う それは 叶わない
ぜんぶ 嘘だ
ぜんぶ 嘘ってのは嘘だ

嘘だ

猫
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2009年03月15日

★ボクの愛し方


涙がこぼれるってことは
瞳が開いてるんだね
でも 何も 見ないよ
僕は自分を失った

遠い日の彼方には
誰かを愛したりとか
抱きしめたりとか
できていたのに

涙の筋が導くままに
体中をつかんでいく
痛みさえ感じるのに
僕は僕を見つけられない

今まで一度も
優しくできなかった
自分自身に一度
謝りたい

会いたい人は僕なんだけど
会い方がわからないから
とりあえずこの涙だけは
信じてみたい
嫌いになってばかりだった
自分のすべてに対して
もう一度だけ愛する
資格を心に

涙が止まった時には
夢の中にいた
幼い日の僕が
ボクに笑ってくれた

猫
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2009年03月08日

★跳躍


心音は測れる
近付いてくる
白いもの
そんなに無垢なのは何

幾千もの嘘を
たった一言で許して
幾千もの嘘を
思いとどまらせる

手が触れるだけで
罪を感じる
私であることが
全身を震わせる

適えられることを
一瞬の孤独だと
微笑している
苦しみを受け入れる瞳

私とあなたが
重なり合うとき
私はあなたを
ようやく蔑む
私はあなたと
時を超えたい
私のあなたは
咎無き跳躍

吐息が部屋を
無色にする
罪の屑が
再び私を欲する
その手が離れて
世界は世界になる
いつかこちらへおいで
嘘で飾れるよ

猫
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2009年02月23日

★00

01 距離 10
01 季節 10
01 記憶 10
01 過激 10

すaべlてl
僕mのiもnのe

02 風雨 20
02 輪廻 20
02 悲劇 20
02 絶望 20

すaべlてl
汚fれoてuるl

03 虚無 30

04 憎悪 40

05 終幕 50

朽dちeてcいaくy

猫
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2009年02月17日

★函詩


苦しみを知った
い       だ
味       夜
の       が
白       明
昼       け
夢を嫌いになる

理に溺れた
解     だ
の     怖
外     い
側にいてよ

愛しさ
は  ざ
痛  波
切  哀
的外れ

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2009年02月08日

★隠れた光(long ver.)


正しい事に囚われて
道端に倒れていた君

羽は泥だらけになって
傷だらけの顔隠した

空を眺めて泣いて怯えて
帰る日を憎んでいるよ

手を伸ばすから掴みに来て
明日にはこっちを見て


嘗て人が愛した様に
天使、君も笑ってみせて

嘗て人がそうした様に
天使、君も愚かになって

瞳の奥に隠れた光
今からだって遅くはないよ

猫続きを読む
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2009年01月30日

★太陽が訪れた


冷たい午後の吐息にくたばっちまった心を
さらし続けても何にも変わりはしない
体の中間で劣化を始めた情熱に
再び火を灯すなんてのは自分じゃなきゃだめだけど

一休みが長すぎて
歩き方を忘れた
夢見てると言い訳を
ただ繰り返す

誰かの存在を殴り続けていたら
両手が近づくのをやめてしまった
感謝の形をとることもできず
まるで役に立たない

暖かい日だまりにも立ち止まれない体は
言うことをききすぎてすでに制御不能だ
優しくできるたった一度のチャンスなんて
見逃したことすら気付けない体たらくなんだよ

こんな風にどうしようもない
こんなくだらない人間に
なんで君は
微笑んでくれるの なんで
こんな風にどうもできない
すでにどうもならない人間を
なんで君は
選んでしまったの なんで なんで

うつむいた先には影
見つめ返してくる
どうしようもない人間に選ばれた
太陽を知らない闇
もし光がなくなれば
探すことすらできない
そうか君が照らしてくれるから
かろうじて存在できるのか

無理やり君は火を灯してく
何回でも消してしまうけど
いつかはなんとかしたいって
思えるようになり始めてる
まだこぶしは開かないけど
傷つけることはなくなった
太陽に伸ばし続けていれば
ゆっくりと解けていくだろう

それでもまだ変われはしない
なんで君は 微笑んでくれるの

猫
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2009年01月26日

★功利主義の朝


ある日宇宙人がやってきて
彼らはとても敏感で
痛みや快感を
幸せや不幸を
僕らの何倍も感じることができた
そして彼らは主張した
「だから、世界は私たちに配慮しなさい」
僕らはその通りにした

宇宙人たちは街を作りかえ
僕らはこそこそと生活した
悔しくても悲しくても
だって仕方無いでしょう
僕らは功利主義を選んでいた

この星に厳しい光降り注いで
世界がどんどん縮んでいった
僕らは殺されていった
そうすることで世界は保たれて
宇宙人たちは生き残れるから
犬や猫やハムスターや
虫けらと同じように選ばれていった

僕は生き残った
銃を手にして
自由を手にして
まだまだ突き進む
功利主義最後の朝

猫
posted by rakuha at 21:54| Comment(0) | TrackBack(0) | ★廉価ジュエルと影の光 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月23日

★エンドレス パロール


出せなかった手紙が 積み重なって
崩れて 僕の心を埋めた

偶然目前に忽然と
現われて微笑んで
そんなことでもないと
叶わない想い

言葉にしないと伝わらないことは
知っているんだ でも言葉は
距離を選ぶから 無理
君を失い続けている

出せなかった手紙の 一字一字を
葬る 永遠に

猫
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2009年01月21日

★強制ドリーマー

今日着るシャツを迷いますか
今日履く靴を迷いますか
何も考えずに家を出て
何も考えずに街に出て

ああしたい
こうしたい
そう思うことはあるけれど
何もしない
何もできない
それも認めてほしい

今日着たシャツを覚えてない
今日履いた靴を履きつぶした
気がついたらビール飲んで
気がついたら布団の中で

未来だとか
夢だとか
信じたい時もあるけれど
何も望まない
何も掴まない
それでも生きている

ああしたい
こうしたい
少しでも声に出せば
ああしなさい
こうしなさい
それが君のためだと言われる

夢見なくなった人を
笑うのが真実ですか

猫
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2009年01月17日

★九月の君


八月の記憶で
みんなを忘れてしまうけど
ずっと見続けてきたから
君のことは覚えていた

太陽の下で少し
汗をかきながら草刈り
たった二人真面目に
廊下を拭き掃除

それを形にしたいだなんて
今のぼくにはできないけど
もう少し近づけたら
もう少し幸せかな

日焼けしてる肌を
無邪気に見せている君に
自慢することのないぼくは
できるだけ笑った

いつか三月がきて
離れ離れになってしまうから
今をずっと大切に
君のこと覚えていくよ
台風で休みになったら
少し損した気分だ
でも大丈夫
君だけは覚えている

猫
posted by rakuha at 21:09| Comment(0) | TrackBack(0) | ★廉価ジュエルと影の光 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月13日

★旅立ち


果実を知った
二人の前に
現われたのは
神のザンゲ

ピークがそこに
早く登れ
風を追って
落ちてしまえ

這い上がった
二人の大地には
季節さえも
運の中で

ただ笑う
それだけで
未来まで
迎えにきた

今の愛を語るより
過去の汗を拭いたい
足の痛みを語るなら
それはそれでいいんじゃない?

猫
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2009年01月10日

★姑息な夢

15分並んで乗った快速で
ぎりぎりの座席争い負けた上に
ピンヒールちょっと食い込んでんだよ
そんなこと日常にしてていいのかい

お決まりの感情操作
自虐的に全肯定
そのままじじいなって
ないがしろな人生?

仮面も素顔も捨てていいことあるかもよ
大人のふりしてんだけじゃ残念だ
ネクタイもスーツもパンツもいらねえかもよ
世界に前提なんてあったっけな?

3年間優しさばらまき続けても
収入チョイ上の危険な男が
彼女奪っていくなんてありきたり
いちいち世間呪ってるのは素人だろ

ありがちな展開連鎖
象徴的な額後退
そのまま負け犬小屋で
餌待ってる人生?

多忙も退屈も表現自体が無意味
自己アピールしたい相手は自分なんだ
メッセージを待ってる時間大切なんだろ
だったらまずこっちから発信じゃない?

消えていくことが怖いなんて嘘だろ
マイノリティの快感に憧れても
そのちっぽけな欲望は
手の届く範囲でうごめくだろ

仮面も素顔も捨てていいことあるかもよ
姑息な夢を見るぐらいでいいじゃない?

猫続きを読む
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2009年01月07日

★神拍数


永久の以前より
ボクはずっと見てる
悲しいこと辛いこと
独りで抱えたまま

天使たちの墓標の前で
意味のない高笑い
今日も破滅の歌を
気紛れに奏でさせる

大胆な事など何もない
世界は泡のただ一つ
神として生まれただけで
こんなにも寂しいだなんて

ボクのことを
考えないで
ホントのボクを
罵る日が来るよ

狭い宇宙で
タクトを振るうと
悪意の渦が
アトムを操る
二度と生まれない
誓いがあれば
悪魔の牙で
噛み砕かれてもいい

ボクの意味を
捏造しないで
ホントのボクが
疲れ果ててしまうよ

猫
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2009年01月01日

★しんねんのうた


つよいこころのなかに
よわいこころもあって
きょうもそんなじぶん
たしかめながらいきる

あたらしいとしに
あたらしいことば
あたらしいいみと
かわらないいのち

つよいこころと
よわいこころで
きょうもいきる
あしたもいきる

猫続きを読む
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2008年12月31日

★ねんまつのうた



からからにかわいたのど
てをのばしたらだれかが
いたらいいのにななんて
おもってるだけことしも
おわる

いろいろあったけれども
おわってしまうこのとし
しあわせもあったけれど
まだまだむねがくるしい
なんで

命を繋いで
また言葉を
淡い太陽に
届くように

とりあえずねようかな
あしたはもうらいねん

猫
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2008年12月30日

★future song


その道には 草も生えない
けもの道を 腐らしたように
未知の領域 目指したがるのは
好奇心なんかじゃないんだろ

もしも時空 超えられるなら
過去に行って 偉大な人を
全部殺す そう宣言した
君の震えを抱きしめた

明日に向かっては 歩けない
昨日を背負いすぎて 倒れそう
今の残酷さ 受け入れて
未来へ ただ ほんの数センチでいい

「頑張って」をかき消して 進む
「また今度」を投げ返して 進む
「さよなら」を飲み込んで 進む
「ありがと」を捨てきれず 進む

絶対不吉な 予感がしても
全然平気だ 君は笑っている
心底いびつだ だけど誓いたい
いつまでも 見守っているから 未来へ

朝が来ても 君がいると
言い聞かせて いたけれど
朝が来たら 君はいない
未来はいつも 辿り着いてしまう

それでも
未来へ
いつまでも
未来へ
未来へ

猫続きを読む
posted by rakuha at 00:58| Comment(0) | TrackBack(0) | ★廉価ジュエルと影の光 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月27日

★洗濯機


つまらない毎日をベランダで過ごしている
君に初めて気づいた僕は
白かったはずの背中をさすって
太陽と風の話をした
まだ僕は君と暮らしていくよ
いつまで続くかはわからないけれど
この服を誇りに思うように
君のことも誇りに思っていたい

猫
posted by rakuha at 22:21| Comment(0) | TrackBack(0) | ★廉価ジュエルと影の光 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする