2007年07月20日

★ビッグ・バン

ことん

傾いたまま
深くなる
板きれの
すみっこで

すとん

ひっくり返して
またやり直し

猫

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2007年07月14日

★家畜

捨てられた子犬
大きくなって
牙をむいても
瞳は変わらない

優しくしたら
消えかけた灯に
火がついた狼煙が
涙で鳴いている

時が
在る
まだ
続く

証は
残る
獣に
戻る

猫
posted by rakuha at 20:11| Comment(0) | TrackBack(0) | ★準純白の箱 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月11日

★提案

でもさ
心と違う
激情で
動いてしまう
幼さがあること
知らないだろ
売れてしまった
二度と戻らない
純情に妬むなら
褒めてからにしよう

猫
posted by rakuha at 22:35| Comment(0) | TrackBack(0) | ★準純白の箱 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月09日

★七日目の太陽

欠伸したら落ちてくる
皆で投げたあのボール
誓いもしなかったし
ありがとうも言わなかった
だってあの時は
こんなに恐いこと知らなかったから

涙もあるし
死刑もあるけど
お願い何もかも奪って
元通りの未来にして

何一つ変わらない太陽に
皆で付けたあの名前
狂うばかりの時計も
失うばかりの時間も
裏切りばかり繰り返して
こんなに恐ろしくしてしまった

誰かの歌う
歌でさえ変わる
その指の先で
全てが終わる

猫
posted by rakuha at 16:07| Comment(0) | TrackBack(0) | ★準純白の箱 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月01日

★見てほしいんだろ?

ナイフが自分を知っていること、
多分知らない
心がずたずたになっても
君は気付かないでいる

 独りきり
冷蔵庫から
 愛なんて見付かるかい

朝、起きても
黒板、見えても
歯車なんてなりたくないって
思うに決まってる こんな世の中で

 両親の快楽が生んだ幸せは
消え去る運命を共にして
 半月の下誰かを襲う

 感動を売り付けるぐらいなら
話題になって見て欲しい
 この髪の色ぐらいはどうにかなるんだろ?



猫
posted by rakuha at 22:40| Comment(0) | TrackBack(0) | ★準純白の箱 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月27日

★新大陸

仔猫になりすまして
海を渡った言葉も
そっと帰してあげる
凶器の心で

魂を買った悪魔と
腕を組み天使になる
大地を覆う希望と
引きかえの心で

星の狭さを知っていながら
無限の振る舞いを知らない木々を
記号にさえすれば認められると信じて
指の数で人生を見直す様に
力の様なちっぽけな見世物小屋で
欲望だけで刻み始めた
量の決まった自分たちの心臓

子猫の姿をして
死体になった鳥の色を
青だと名付けてあげる
心にはせめてと思う

猫
posted by rakuha at 17:17| Comment(0) | TrackBack(0) | ★準純白の箱 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月24日

★転生

ストーリーは 突然終わり
闇から見えた 一筋の光へと
エピローグに 後から気付き
やり直しのきく 七色の虹へと
変化しては太陽を抜けた色へ
戻っては思い出の中へ そっと
ねじれを抱きしめる様に
空間を通り過ぎて行く

息苦しく 狂おしく
出発の合図を創ってから
小指から産み落とされて
また一粒の悪魔になる

涙を貰い 嘘を拾い
少ない命の小童は笑う

帰ろうかどうしようか

逆流へ

猫
posted by rakuha at 21:58| Comment(0) | TrackBack(0) | ★準純白の箱 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月21日

★かしこ

走れば終わる
姑息な瞬間

止まれば始まる
新しい人生

やり直せばわかるのに
名前だって捨てられる

          かしこ


猫
posted by rakuha at 22:05| Comment(0) | TrackBack(0) | ★準純白の箱 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月20日

★島の解毒

思い出作りはやめにしよう
二人は船を捨てるべき
大丈夫 一人で帰れる
私の島を取り戻したい

幻惑の魚たちを
いっぱいに吸い込む
風は逆向き
雲は細切れ
音は気まぐれ
ただ過ぎていく

気付いていたことを言わないで
思わないことをはき捨てて
手に入れたことは分からなくて
それでいて笑っていたから

自分で自分を麻痺させてた

水平線をなくしてから
余計しょっぱくなってたかな
大丈夫 独りに戻れる
名付けられた島へ還れる

猫
posted by rakuha at 00:49| Comment(0) | TrackBack(0) | ★準純白の箱 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月17日

★caterpiller tread


その世界が終えても
響き続ける鎮魂歌
巡らぬ季節の足下で
変わらぬ資料探してた

out of soul
indent call
蟠りを覆う
なけなしのrule
arbtary confession
unaroidable condition
成功すれど所詮illusion
罵倒劣等応答不可能
連中夢中宇宙害虫
乗り遅れた列車爆破され脱線
安堵した愚者待ち人は痛憤
ケータイ捨てて高笑い
明日は天気悪いらしい
空腹の次は捻挫打ち身
もはや行くところまで行っていい


いまだ未開の真善美
解決策は心理学
そんな戯言口にして
触れぬ形相求めてた

壊れた馬蹄を踏みつけて
嘆く果て無き永周期
あらわな傷口見ぬ振りで
隣人愛に自惚れた

猫
posted by rakuha at 16:47| Comment(0) | TrackBack(0) | ★準純白の箱 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月12日

★冷たい靴

鍵はもう
鍵穴に戻らない
二人はもう
誰かと誰かになった

破れかけのスニーカーで
破れかぶれの日常を
走り回ったときを
回想してしまう

君が残した
足跡だけは残ってる
二人はいつか
急ぎすぎて
轍の下に
思い出の蕾見捨てて
ありもしないゴール
信じ込んだふり

立ち止まり
息を吸って
裸足でやり直す
扉を開け放つ



猫
posted by rakuha at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ★準純白の箱 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月08日

★少年ライフ

シカトさえ必要ない裏路地
動かなくなった少年が一人
ほら 出来立ての臓器だ

腐りきったビル まだ立ち尽くしている
帰り道は夜 何怖がっている?

聞こえない 叫びに今
君は心 痛め始めるだろう

仕事帰りに連絡が来れば
幸福にたどり着ける準備
この 命をつなぐ

分かりたい思い分からせたいこの日
少年の中身少女へと期待
快楽原理生み出す望み
生き長らえここにすべて包み
同情が正しさ語らせる賛美歌
今日もまた堕胎が溢れ返る三途の川
繰り返される欲望の性見て見ぬ振り我が子の側
少年はただ商品だ今

シカトさえ必要ない裏路地
脳波消えたとき初めて
誰かに求められた少年ライフ

猫
posted by rakuha at 21:34| Comment(0) | TrackBack(0) | ★準純白の箱 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月05日

★エレクトロ

時計の針が止まっているのに
僕らはそれを時計だという
鼓動なんて感じないのに
僕らは明日を信じて待つ

ライオンは今日も怠けたままで
草むらの土は風に流され
アロハシャツは出番待ちくたびれているのに
哀しいことなんて何もない気がする

わかりたいといってしまった日から
僕の目が曇り始めた
わからないと言った時から
僕の耳はいい加減になった

接木だけで増えていく果実を
今日も倉庫から盗んできた
種が奥歯に挟まった
こいつは一体なんだというんだ

猫
posted by rakuha at 23:38| Comment(0) | TrackBack(0) | ★準純白の箱 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月03日

★磁石

豹柄の翼
広がらない
遠い空
現れない
投げ槍 自暴自棄 倒錯
どれもこれも
私を規定する磁石

遠い島に
誰が住むのか
拘束された船
動かす勇気もない

柵を越えて
靴を投げた
砂浜の端
ぎりぎりで落ちて
鳥たち 逃げもしない


枝と 袋と カメラの残骸
流れ着いたの
今捨てられたの
右足だけ濡らしてみる
踏み出せない左足

靴を拾って
もう一度投げた
ぴちゃん
すぐに拾った

猫
posted by rakuha at 21:36| Comment(0) | TrackBack(0) | ★準純白の箱 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月25日

★ソウル・プラトニック

ほら 早く 見せてよ

あんなに びっくりしたことはない
あなたの 引き出しの中から見つけた
素敵な 道具達に
胸が 高鳴り始めた

いつも笑ってるあなたが
こんなに強気な癖を
隠しとおそうとするの
それともまだ時期じゃない

私は私を発見した
早くあなたに攻められたい
こんなこと考えるなんて
なんで教えてくれなかったの

ほら 早く 見せてよ
あなたが 微笑む瞬間
どんなことでも 喜んでみせる
私はもう あなたの虜

猫
posted by rakuha at 18:56| Comment(0) | TrackBack(0) | ★準純白の箱 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月24日

★ガールフレンド

初めてみたいだ
ひとりぼっち
冷たい椅子の上に
座っている

中途半端に発した
僕の気持ちだから
絶対に無理だって
その時は思ってた
ちっちゃい頃から
知っている二人だから
もっと大きな鍵
必要だと思ってた

冷めないから
帰れない
ほら まだ
立てやしない
覚めない夢
見ているよう
このままじゃ
どうしようもない

君は今
どんな顔で
あの自転車
こいでるんだろ
明日から
どんな顔で
手を振れば
いいんだろ

初めてみたいだ
こんなにも
君のことだけ
考えている

猫
posted by rakuha at 17:43| Comment(0) | TrackBack(0) | ★準純白の箱 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月22日

★疼き

電信柱は卑猥です
台風の後なんて
ぼたぼた滴り落ちてて
ああ 私は熱くなってしまうの

鉛玉が入ります
風があおって花が散り
ここだと素敵な感触
そう 何でも忘れられるの

あれは確か 五月の迷い
影が落ちて 私は通い
誰かの残り香 それでも弱い
あなたの前では ただの嘆き

下り坂で嗚咽
まだ覚えています
けれど記憶は
変えられるものですから

猫
posted by rakuha at 14:38| Comment(0) | TrackBack(0) | ★準純白の箱 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月21日

★天

今年はどうだった
私は金縛り
ねえ 地球を壊せるなら
500万までローンで出すよ

あなたがいることで
素直になれるけど
悲しみは増すばかり
私は起爆剤

祈り 届かないなら
神を 踏みつけてでも
私が 掟になって
罪を 全部ばら撒く

車を飛ばしても
世界は止まって見える
ねえ 偽善暴けるなら
国連までなら試してもいいよ

あなたがいない日は
ナイフが手放せない
切り傷は増えるばかり
私は地雷原

迷い 許せるなら
指を 天に向けてから
禊ぎ 全てやって
膿を ぎゅっと抱きしめる

今年はどうだった
夕日がやっと消えた

猫
posted by rakuha at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ★準純白の箱 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月16日

★僕の音楽隊

その日は暇だったので
二人の演奏者を拉致った
僕のためにずっと
音楽を奏でさせた

忘れたい
忘れたい 忘れたいことばかりで
分からない
分からない 分からないことを求める

少し空腹だったので
二人の食事を削った
回り道だらけで
今もここにいること

崩したい
崩したい 崩したいことばかりで
抉りたい
抉りたい 抉りたいことが溢れる

今日の演奏は最高だったよ
薬の量を減らしてあげる

猫
posted by rakuha at 08:31| Comment(0) | TrackBack(0) | ★準純白の箱 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月11日

★君を愛したこと

猫
パイプラインから溢れ出る
掠れた記憶掻き消して
伝達神経冒している
可笑しな物質握った孤独

アイスランドで編みこまれた
模様だらけのセーターが
今しがみ付いて離れない
どんな思いで操られているんだ

ショートソードで突き刺すだけじゃ
復活可能な愚策の結果
驚愕事態は許せるとしても
君を愛したことが失敗だった

カモフラージュで渡したままの
最高級の台詞返して欲しい
今は別の事考えてる
別の子と考えてるんだ

posted by rakuha at 13:28| Comment(0) | TrackBack(0) | ★準純白の箱 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする