2016年12月06日

最後の列車


ぽーとあいらんどヘイコウ
ぽーとあいらんどカラ
こうべくうこうヲミヨウ
いけあデカイモノシヨウ
かがくかんデマナボウ

君はいつだって全力で楽しむ
星に帰るまでの時間は
好きにさせようって思ったけれど
いいのかい
神戸だけで
いいみたい
神戸だけで

かわさきわーるどイコウ
かわさきわーるどデ
れきしヲシロウ
ろっこうさんへノボロウ
ありまおんせんニハイロウ

京都も東京も
北京もニューヨークも
知らずに帰っていくんだね
笑顔に見えるよ
少し苦しそうな
その震えを止めて

最後の日に僕は
大きく手を振った
空にその向こうに
神戸以外の街は全て
消し飛んでしまった

何してるんだ
遠慮することはない
楽しかったよ

最後の列車が
夢の中で走っていく

サヨウナラこうべ

ありがとう

アりガとウこウべ

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2016年12月01日

無責任 五十八号


清水らくは・浮島(無責任.zone)によるweb詩歌誌第五十八号です。

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2016年11月03日

★君の寝てない自慢を聞くから俺の詩を読んでくれ


跳ねる水族館
消えるラムコーク
銅メダルぐらいの話題
ストックできるラック
偏差値48で
十分な状況を
常に失敗してる
ぎりぎり愛しいライン

変な投資話も
合コンの誘いもいらない
生きている空間が
そもそも違うんだろう
君の寝てない自慢を聞くから
俺の詩を読んでくれ
約束してくれたなら
幸せ度52になる

イタリアの青い空も
パイプオルガンの音色も
本当は羨ましくない
気付かれたっていい
ここでは頷きが
通貨になっている
綺麗だろうね
荘厳だろうね

新しい波
高くて柔らかい
行列の中の蟻
嫉妬できる面子
君が笑えない芸人の悪口を聞くから
俺の詩を読んでくれ
約束してくれたなら
未来指数50で決定

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2016年11月01日

無責任 五十七号

清水らくは・浮島(無責任.zone)によるweb詩歌誌第五十七号です。

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2016年10月01日

無責任 五十六号

清水らくは・浮島(無責任.zone)によるweb詩歌誌第五十六号です。

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2016年09月22日

2016年09月12日

すごろく詩・西明石(短歌)

標準の時間の外で生きていく君の列車はまだ遅れてる続きを読む
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2016年09月01日

「無責任」五十五号

清水らくは・浮島(無責任.zone)によるweb詩歌誌第五十五号です。

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2016年08月01日

「無責任」五十四号

清水らくは・浮島(無責任.zone)によるweb詩歌誌第五十四号です。

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2016年07月28日

★ジョン・ドゥ・ミー



姿なんていくら変えても駄目だ
私は名前を変えた
名前にまとわりついた過去を捨て
別人として生きた
けれども別人として
再び記憶されてしまう
私は何度も名前を変えなければならない

記憶の中でゆらゆらと揺れて
人の姿はかすんでいく
けれども名前に呼ばれて
再び輪郭は立ち現われる
そうだ
名前を捨てればいい
私のことを思い出せないように

名前のない私は
記憶に定位置を与えない
ふらふらと揺れて
溶けて消える
再会した時
「お会いしたことありましたっけ?
お名前はなんでしたっけ?」
と聞かれても
「誰でもないんですよ」
と答えればいい
曖昧な記憶がそれぞれの人の中で
変身に変身を重ねていく

しかしところで
私は誰なのだ
私は私を知っている
変わらない私を知っている
けれども名前のない私は
私を確認できなくなってしまった
私にとっては私は私だが
私以外にとっては私は私ではない
私という概念は私こそを示すわけではない
世界には私が溢れている
私は私たちの中に埋もれていく

私は私にしか通用しない
名前を私に与えた
この名前を守り抜かねばならない
変わらない私でいなければならないのだ


posted by rakuha at 21:35| Comment(0) | TrackBack(0) | ★単行本の3頁目 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする